佳作受賞作を筆頭に、画力が高くユニークな設定の作品が多かったです。反面、要素を詰め込みすぎて処理し切れていない、勿体ないお話も目につきました。ストーリー構成をしっかりと整理できれば、より面白くなるはず。ネームに入る前に、箇条書きで構わないので、あらすじを書き出してみては？ 言いたいことを読み手に強く伝えるためには、思い切ってエピソードを削ることも必要です。加えるようり、削る方が難しいと思いますが、頑張って！

今回も沢山の応募、ありがとうございました！ 今回は主役も含めたキャラクターの「好感度」が高い作品が受賞したように感じます。漫画において、キャラクターの好感度はとても重要。それを高めたいと思っている新人作家さんは、「建前」と「本音」を療法描くようにしてみてください。心の中の「葛藤」を描くことでキャラクターは人間味を獲得し、読者が親しみを感じられる存在となります。さらなる力作、お待ちしてます。