今回は期待賞＝担当編集が新たに付いた新人さんが多かった。担当は、まずは「1番目の読者」と考えて、自分が作品で伝えたかったことが伝わったかを検証してみてください。もしうまく伝わってないなら、何故・どこが食い違うかを率直に議論してみるといいと思います。自分の表現をより多くの読者に届ける技術を手に入れるため、どんどん担当を使っちゃってください。

今回の月間賞は「おもしろいのに惜しい！」「ここを直せばもっとよくなるのに」そう思わせるもったいない作品が多かった。たとえばTOP賞の『Result』は読者を驚かす話の筋はいいのだが、設定を盛り込みすぎてややこしくしている。こういうことは担当がつけば優しく指摘してくれます。次は担当編集を上手く利用し、ひとつ上の作品を目指しましょう。