凄まじきグロテスクへの執念が今月のTOPを獲った!!!
奨励賞〈10万円〉+TOP賞〈15万円〉
『夢と現実』
石飛佑香里
(東京都 30歳)45P
担当者メッセージ
しっかりとした話づくりと丁寧な描き込みが今回の高評価に繋がった。地力は認められたので今後はキャラクターを見つける事が最重要課題だ。
奨励賞
『化物話譚』
うさ
(滋賀県 26歳)49P
担当者メッセージ
キャラの表情が非常に豊かで、妖怪“鵺”のラストの切ない顔にはグッときた。今後は読者の予想を裏切る展開を意識して、さらに演出力を磨いていこう。
奨励賞
『まうしろの間宮くん』
きざし
(大阪府 21歳)16P
担当者メッセージ
お話はまだまだ粗削りだが、女の子の可愛さが良い!! この女の子を可愛く描けるという長所を伸ばしていく事が一番のデビューの近道だと思う。
奨励賞
『よもうみ姉妹』
松岡愛豆咲
(兵庫県 22歳)14P
担当者メッセージ
女の子達の表情の描き分けがしっかりできていて、ずっと見つめていたいくらい魅力的! 今後は起承転結をより意識した作品に挑戦しましょう。
期待賞〈3万円〉
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『女衒の朱雀』
藤原文明
(大阪府 22歳)36P
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『彼女たちの遭遇』
広瀬 快
(長野県 25歳) 31P
総評
副編集長(☆子)
トップ賞の『夢と現実』をはじめ、今回はエッジの効いたストーリーの作品が多く、全体的に読み応えがありました。ただ同時に、もう一息画力が高ければ‥‥と思う作品が多かったです。憧れの作家さんの絵や、コマ割り、構図などを、何度も模写して練習してみてはどうでしょう。自分の足りないところが見えてきて、上達につながると思います。
編集部員(ビン子)
「描きたいものを一つに絞ってみよう」。今月の受賞作は描きたいものを明確に描写できていた作品です。迫りくる死の恐怖を描写した今月のトップ賞、そしてやるせなさ・胸キュン・コケティッシュと、描きたいものを絞れていた他受賞作。詰め込みすぎると、薄い印象になってしまいます。内容をよく整理して描いてみましょう!