今月のTOPはとことん過激&無慈悲なダークヒーローだった!!
奨励賞+TOP賞
『裁き』
大橋祐次郎
東京都 26歳
担当者メッセージ
法廷シーンがリアルで、緊迫感がありました。ラストシーンで久保が悪を弁護する真意がわかる、という構成も見事。人物の絵が上達すれば、読み手をさらに引き込めます!
奨励賞
『ミミウチチュウ』
石飛佑香里
東京都 29歳
担当者メッセージ
画力、構成ともに前作から上達している。次々にネタが出てくるのは才能なので、自分の特性を理解して、うまく完成度を高めていって欲しい。
奨励賞
『世紀末農家』
門別国春
北海道 28歳
担当者メッセージ
モテようと必死に頑張るけど、どこかズレてる農業男子3人組の姿に笑わされました! 次は読者の印象に残るキャラ作りに挑戦してみましょう!
総評
編集次長 I丸
毎回、応募作品の熱気には圧倒されますが、時に残念だなと思うことも多いです。わかりやすく、よみやすく描くことを心がけましょう。コマ割りに凝る必要はありません。1ページ5~6コマ。長方形が基本です。吹き出しにはいるネームも極力短く。シャープに。一つの吹き出しにはひとつの内容しか入れてはいけません。熱意が空回りしないように。冷静に冷静に。読み手にサービスしてください。
副編集長 F井
漫画を読む人は何をしたいのでしょうか。ワクワクしたい。きゅんきゅんしたい。泣きたい。「心を揺さぶられたい」のだと思います。心を揺さぶるには、第一にわかりやすい物語、第二におもしろい物語であることが重要です。この二点に注意して構成を組むだけで、作品は格段におもしろくなります。ぜひ実践してみてください。