湾岸MIDNIGHT C1ランナー

作品紹介

湾岸MIDNIGHT C1ランナー

RGOをやめて自動車ライターとなった荻島は、かつて編集していた「GTカーズ」をweb上で展開し、評判をよんでいた。そんな時、自動車評論家の荒井が、新「GTカーズ」を起こすべく、荻島らを誘いに来た。「読者参加型のドレスアップ中心の合法的な楽しいチューニング」が新「GTカーズ」のメインテーマだが、「首都高最速は誰か？」という本音のテーマがあった！首都高を舞台に『湾岸ミッドナイト』のセカンドステージが始まる‥‥!!

著者紹介

楠みちはるくすのきみちはる

1977年、『あこがれの白いスポーツカー』でデビュー。代表作は『あいつとララバイ』、『シャコタン★ブギ』、『湾岸ミッドナイト』『湾岸ミッドナイト C1ランナー』など。

著者紹介ページこの著者の作品をさがす

登場人物

瀬戸口ノブ
せとぐちのぶ
木村が製作したFD型RX-7のドライバー。ラフな運転だが、速い。荻島にバトルで敗れ、「GTカーズ」編集部でバイトをすることになった。
荻島信二
おぎしましんじ
元「GTカーズ」の編集者で、「FDマスター」と呼ばれていた。住宅販売会社やチューニングショップ・RGOを経て、自動車ライターに転職した。
荒井ヒロシ
あらいひろし
荻島も認める自動車評論家。廃刊になった「GTカーズ」の権利を買い取り、その復活の旗振り役を担う。かつて「RYO」名義で「GTカーズ」に関わっていた。
木村進
きむらすすむ
ノブのFDを製作したクルマ屋。かつて、アマなのにプロ以上の技術がある「スーパープライベーター」キムスクとして、「GTカーズ」に関わっていた。
椎名エリ
しいなえり
新「GTカーズ」のスポンサーである椎名耕平の末っ子。S2000を駆り、首都高を攻めていたが、ノブに敗れて、「GTカーズ」編集部に入った。
吉崎良美
よしざきよしみ
編集プロダクション・ドゥリーの代表。元彼の荻島を売れっ子に仕立て上げた。「GTカーズ」の読者投稿ページに、走り屋ギャルとして載っていた過去もある。