主人公・工藤圭介、42歳。GT-R専門のカーチューニングショップの代表。車のチューニングに人生を費やし、気が付けば人生の折り返し地点。あるとき、首都高を走るポルシェターボの噂を耳にする。その車を探しに首都高にでる工藤。人生の踊り場にたどり着いた、中年の主人公が、あのころの忘れていたものを思い出す……。
1977年、『あこがれの白いスポーツカー』でデビュー。代表作は『あいつとララバイ』、『シャコタン★ブギ』、『湾岸ミッドナイト』『湾岸ミッドナイト C1ランナー』など。
著者紹介ページ この著者の作品をさがす