監獄学園〈プリズンスクール〉

作品紹介

監獄学園〈プリズンスクール〉

　東京郊外に位置する厳格な進学校「私立八光学園」。元々女子校だったのだが、今年度から理事長が替わったことにより、経営方針が変更、男子も入学可能になった‥‥‥。
　ところが、入ってきたのはたったの5人。その内の一人、藤野清志（キヨシ）は、入学すれば彼女なんてすぐに出来る……と夢見ていたのも束の間、１ヵ月が過ぎても女の子と会話することすらままならなかった……。
　ヤケになり、残りの男子、ガクト・アンドレ・ジョー・シンゴとともに、女子風呂覗きに挑んでしまったキヨシ。だがその作戦は、「裏生徒会」を名乗る謎の美女３人組によって、粉々に打ち砕かれてしまう……!!
　捕らえられた5人の男子達は、学園中央に位置する懲罰棟（＝通称・プリズン）に投獄されてしまった。果たして彼らは、最強の看守達の目をかいくぐり、真っ当な学園生活、さらにはカワイイ女子との楽しいスクールライフを手にすることが出来るのか………!?

著者紹介

平本アキラひらもとあきら

★漫画家。1995年、週刊ヤングマガジンにて『その友達に疑問あり』でデビュー。 1998年、『アゴなしゲンとオレ物語』を同誌にて連載開始し、全32巻の長期連載となる。2011年に開始した『監獄学園〈プリズンスクール〉』は現在、大人気連載中。完結作『やりすぎコンパニオンとアタシ物語』は映画化された。さらに、本格音楽サスペンス『俺と悪魔のブルーズ』は、ヤングマガジンサードにて絶賛連載中!!

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登場人物

藤野清志
ふじのきよし
通称キヨシ
本作品の主人公。クラスメートの美少女・千代との相撲デートの約束のため、脱獄を決意する。裏生徒会にも不屈の闘志で立ち向かい、危機や非常事態にも真摯に全力でぶつかっていく。少々全力過ぎてさらなる非常事態を招く傾向もある。
諸葛岳人
もろくずたけひと
通称ガクト
極度の三国志オタクにして、男子達の参謀。緻密な作戦によって裏生徒会との戦いを指揮するが、一方で作戦遂行のためには手段を選ばない暴走も見せ、取り返しのつかない状態になることも多々ある。
安堂麗治
あんどうれいじ
通称アンドレ
巨漢の善人かつドＭ。副会長からのお仕置きを心から待ち望んでおり、邪魔されると怒りすら覚える。ただ、普段はわりと常識人なので、まともな意見を述べたりする。
根津譲二
ねづじょうじ
通称ジョー
常にフードを被っている謎めいた男。病弱そうに見えるが、口内炎がひどいくらいで特に体調に問題はない。そればかりか男子達の中でも言動・行動ともにかなりアグレッシブだったりする。アリを飼うのが趣味。
若本真吾
わかもとしんご
通称シンゴ
ヤンキー風男子。キヨシとは中学からの友達。一見不良っぽいが、実のところ天然かつ純情な面のほうが目立つ。一度スネると結構尾を引くほう。
カラス使いの万里
まり
学園を裏から支配する謎の組織、裏生徒会の長。モデルのようにスラリとした美しいスタイルを持つ美女だが、いつもその背後には妖しげにカラスが舞っている……。とある事情で「男」という存在そのものを憎み、学園に男子が入学してきたこと自体を許していない。
白木芽衣子
しらきめいこ
裏生徒会副会長。全てにおいて最強の美女看守。その豊満かつ強力すぎる肉体を駆使し、男子達を徹底して監視する。もし反抗しようものなら手を尽くして罰してくる、恐怖の存在である。だが彼女自身は会長の万里に心酔しており、万里のためならどんなことでも一生懸命全力で取り組む、純真な一面も併せ持っている。
緑川花
みどりかわはな
一見ゆるふわ系美少女のようだが、実は空手の有段者。副会長と共に、男子達を力で制する。スカート下のジャージは欠かさない。美味しいお茶を淹れて飲むのが趣味だが、そのせいで少々トイレが近い。諸般の事情でキヨシと、一言では説明できない複雑な間柄になる。
栗原千代
くりはらちよ
キヨシのクラスメート。相撲を愛好していることがきっかけで、キヨシと親しくなる。男子達を白い目で見る他の女子達と違い、誰に対してもまっすぐに接する、正義感の強い性格。少々思いこみが激しいきらいがある。同じ囲碁部の、マユミという子と友達。
理事長
りじちょう
本年度から就任し、学園を男子入学可能に改革した張本人。尻に対し深い哲学と並々ならぬ情熱を持ち、尻を追求することに掛けては人後に落ちない。仕事中も大体尻について考えている。