人口6000人、山あいの小さな町・みとず町。その田舎町では夕方6時になるとある不思議なチャイムが鳴り響く。その音が聞こえたら、夜明けまで外に出てはならない。だが、10年ぶりに東京からこの町に戻ってきた勇人は、この掟を破ってしまう。 そこに現れたのは、冥奴様と呼ばれる異形の化け物だった。
1月5日生まれ。神戸市出身。 横田卓馬先生、田畠裕基先生のもとでアシスタントをし、『火葬場のない町で鐘が鳴る時』でデビュー。
著者紹介ページ この著者の作品をさがす 公式Twitter卯月勇人
うづきゆうと
父親の転勤にともない10年ぶりに生まれ故郷・みとず町に帰って来た高校生。
豊橋 咲
とよはしさき
勇人の幼なじみ。半年前に父親を事故で亡くすが、その死に不信を持っている。
山神龍児
やまがみりゅうじ
勇人の幼なじみ。あだ名は「ドラゴン」。みとず町のことに詳しい。