空手小公子 小日向海流

作品紹介

空手小公子小日向海流

東京近郊K市、嶺南大学。体操でオリンピックを目指していた小日向海流は、上級生のイジメにあい挫折、鏑木流の全国王者・武藤竜二に誘われるがまま第二空手部に入部する。空手に何も興味のなかった小日向だが、仲間を得、武藤の力を目撃するうちに、次第に空手の強さに魅了されていく‥‥。そして沖縄での猛稽古を終えた小日向は、いまだ緑帯ながら全国大会予選に出場することになった！

著者紹介

馬場康誌ばばやすし

代表作『リザードキング』など。

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登場人物

小日向海流
こひなたみのる
本編の主人公。体操でオリンピックを目指していたが、上級生のイジメにあい挫折。温厚な性格で空手には何の興味もなかったものの、武藤との出会いにより空手の道へ。
武藤竜二
むとうりゅうじ
学内きっての危険人物。夜な夜な覆面をかぶり、嶺南大学百武会の有力選手を狙って辻斬りをおこなう。第二空手部の道場で寝泊まりしている。授業は出ず、単位はゼロ。
南広樹
みなみひろき
第39代第二空手部主将。人あたりが非常によく、争いごとを好まないため”土下座”を得意としている。前・主将。就職活動に失敗し、武蔵野道場の指導員となる。月給2万5千円。
三崎七奈
みさきなな
中学時代、体操の大会で小日向と知り合い、共に体操を続けてきた。気の強い、明るい元気な女子大生。
伊吹謙悟
いぶきけんご
第二空手部の静かなる実力派。愛想はよくないが、その技術は百武会の中でも一目おかれている。
黄遥華
こうはるか
テコンドー全日本2連覇中の実力を誇る女主将。昔、つきあっていた男が空手家だったらしい‥‥?
間宮聖二
まみやせいじ
剣道の有段者でもあるが、大学から空手を始める。非常に稽古熱心な努力の青年。小日向の良き同輩。
葉山健太郎
はやまけんたろう
ちょっとおバカなイケイケ学生。学生寮で小日向と共に暮らす。ヤル気は十分だが、空手のセンスは‥‥?