2017年、墜落した隕石が原因で、動物の一部が人間と同等の知恵と言語能力を手に入れた。その10年後の2027年、主人公・鈴鹿こみちはそれらの動物達の相談を受けるアニマル生活向上指導員として働いていた。そんな彼女のお悩みは、急増する「アニマルハラスメント」(アニマルであることを理由に精神的・身体的苦痛を与える行為)についての相談と、新入指導員・橘鷹オリバーの教育。新感覚ヒューマン&アニマルコメディ、誕生ですぞ。
本作『アニマルハラスメント』がデビュー作。
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アニマル生活向上指導員。3年前の施設創設時から働いている。動物と話すことは得意だが、人と話すことは大の苦手。もちろん、オリバーも苦手。
橘鷹オリバー
新入指導員。アメリカ帰りの帰国子女。思ったことはすべて口に出しちゃうタイプ。